【瞑想と発達障害 vol.2】コミュニケーション力を鍛える
こんにちは。
和の間の施術家、minakoです。
今日のお題は「コミュニケーション」について。
発達障害の中でも色々ありますが、アスペルガーの人とのコミュニケーションで
直面するのが、
・コミュニケーションが取りづらい
・話が通じにくい
・会話が成立しない
など。
私の場合、父親がこれに該当していつも悩まされます。
本人は普通に会話しているつもりなんですが、冗談が通じない、言われたことを言葉通りに受け取るなどの傾向があります。
伝え方をやわらかくしようとすると、意図を汲み取ってもらえない。
数年前、私自身のお産の時の話。
陣痛がなかなか進まず、私は極度の痛みと戦い神経もかなり過敏になっていました。
側で父親がただ腕を組んで立っているのがなんとも不快で、
「ちょっと一人になりたいんだけど」
とやんわり伝えても
「いいからいいから」と。
体力も気力も限界にきていて、つい
「出て行って!」と怒鳴ってしまいました。
でも、それぐらい単刀直入に言わないと、通じないんです。
もっと柔らかいコミュニケーションを取りたいのに、
どうしても通じなくてつい語気が荒くなってしまう。
いつもいつも後から反省です。
アスペルガーの人の場合、論理的に物事を考えることが優れていたりします。
感情をそのままぶつけても何も通じない。
これが原因でこう考えているから、こうしてくれるかな?
という感じで論理的に組み立てて説明すると、すんなりと理解してくれます。
瞑想中も、わりとこれに似た感覚になります。
意識を集中する体の部位を徐々に移動させ、ただひたすら感覚を観察する。
身体がひとつひとつの細胞、素粒子でできていることに気づき、ただ観察を続ける。
先入観を入れず、冷静に理解する。
この感覚を普段のコミュニケーションに取り入れられたら、
発達障害の人だけでなく、あらゆる人とのコミュニケーションがだいぶ変わってくるはずです。
実際、自分の心が落ち着いていて、冷静に物事を考えられている時の父親との会話は
「あれ?こんなに話が通じる人だったっけ?」と不思議になるくらい成立します。
あとは、ひたすら訓練して常時この状態に自分のマインドを持っていけるかどうかです。
だから、日々修行なんですよね。
私は普段、就寝前の10分から20分ほど、軽い瞑想をしています。
すると、マインドをリセットして翌朝をスッキリ迎えられます。
対人関係の中で気持ちよく過ごせるかどうかは、自分次第。
心地よい関係が築けて、心平穏に過ごせる時間が増えますように。